2004.04.03松浦亜弥「私と私とあなた」@府中 ツアー初日


初日府中公演行って来ました。期待していないと言いつつも、何か期待をしつつ。

初日初回公演の頭を逃しちゃなんねぇ!結果的に最悪だったと語るにせよ最高だったと語るにせよ公演を半端に観ても語れねぇ!東府中18:52着。駅からヲタ10人程が猛DASH!お前ら必死だな。(オレモー!)

開演前から汗だくで1500円で買った席へ。三郷の悲劇からすると相場は1/20だね(涙)。なんやら会場は緊張感を感じない緩い空気。開演は10分程遅れて、走る必要ぜんぜんなかったというオチ。x3の雰囲気に合わせてか、JazzっぽいBGMがかかっていた。ステージには幕。

来週のごま@松戸では開演5分前着席必須の予告等もあって開演前から盛り上がるんだろうな・・と妄想しつつも亜弥ヲタの出方を伺う。特に初日だからという祭りムードもなく、静か。

連番は一応(wワイハで結果残してきた亜弥ヲタ(女子)。逆隣はハッピ&ズゴック系。後ろはL.O.V.E厨。四面楚歌。激しくアウェイ(泣

ハローにありがちなOP映像をはさんで「奇跡の香りダンス」がOP曲。OPとしては妥当?

「オリジナル人生」このツアーの目玉かな。ダンサー4人との絡みで亜弥ちゃんリフトアップなんてところはソニンを思い出すw。三連番以上しないとできないけど、ヲタもリフトアップしたらいい。ダンサーのダンスがキレまくりでほうが目立つのは仕方なしか。

さくっと短めのMCで、すぐに「恋してごめんね」。このあたりまではx3っぽくていい感じ。暴れ系、ヲタ芸打ちに来てるヲタにはたいくつタイムかな。

と思ったらいきなり「めちゃホリ」「風信子」と相変わらずの空気感の無いセットリストで観てるほうのテンションも上げたり下げたりと混乱。

テンション一発下がったところでVTR。さすがに美貴たんの応援コメントとかはなくなって安心したけど、問題作の登場「歌詞の朗読」。「THE LAST NIGHT」の歌詞をフルコーラス朗読。ここから朗読がフェードアウト、本人登場で歌がフェードインとかやるのかな・・と予想したものの、ただ朗読するだけ。びみょ〜。ジャスト。ザ、ラストナイト。

5分以上にわたる朗読VTRでめっちゃ落ち着いたテンションの中、ダンサー再度登場、「I Know→ドキLOVE→オシャレ→I Know」メドレー。「ドキLOVE」もこんな扱いになってしまい、「オシャレ」復活はちょっとうれしいんだけど、「トロ恋」はこんなところにも入れてもらえない。うわーん。個人的にはカットパレードによって一度も聞けなかった「ナビ壊」を入れて欲しかったな・・。メドレーにしてはたった3曲、あいかわらずのつなぎも糞もないメドレーに萎えまくり。ああ、松戸でこれはやってほしくない・・

長いMC。かまってもらいたがりトークと美貴たんトークを放出し、亜弥ヲタはこの時間が一番幸せそうな顔をしていたように見えた。俺もここが一番楽しかったw

またまたCoolDownしたところで「桃片」。

盛り上がり曲→長いMC→盛り上がり曲ときたところで、もう次のVTR「リアルどっちなの?」。2つの扉を選んで出てきたほうの衣装を着るというもの。やるのはいいんだけど、このVTRの格好でステージに登場して欲しい。初日は11WATERor工事現場。

また冷え切ったところで「ね〜え?」「LOVE涙色」。

ここで唐突に「LOVE TRAIN」。あまり印象に残らない曲。

ダンサーがずばばーっと登場して「絶対解ける問題」。これは予想外(^^; 佳曲なんだけど、いや、俺も好きだけど、いきなりなんでここにぃ?この曲の後半、
亜弥ちゃん「私は?」客「あやや!」
亜弥ちゃん「あなたの?」客「あやや!」
というフレーズを強要。あふーん!
もう、やけくそで亜弥ヲタになりきってください。そうでもしなきゃ膝から崩れ落ちます。

「夏男」、MCをはさんで「初恋」。カップリング曲なのがかわいそうだなぁという曲。せめてアルバムに入っていればなぁ。俺も聴いたことなかった。ここでテンション下げてしっとりと本編終了。下げて終わるからアンコールの出足が鈍い。

アンコール明け、照明灯いたと同時に炭ガスぷしゅー!
な・に・が・は・じ・ま・る・ん・だ!?という期待をよそに、亜弥ちゃん普・通・に・登・場・して(w「美学」。それにしてもx3の世界をさっぱり忘れ去れてくれるセットリストでございます。この曲、稲葉ダンスが激熱だったのにこのツアーのダンサーはダンスが別Verになってしまったのでした。しょぼーん。

MCをはさんで、ラスト「可能性の道」。CDだと歌い方の癖が強すぎで聴き難いんだけど、ライブではめっちゃ良い。今回のライブで一番好き。メロンで言うところの「Endress Youth」系で肩組んで横揺れが合うというか。振り付けも人差し指出して振るだけの「ラストくらい棒立ちの人もやってみない?」って感じね。こういう曲の詞を書ける寺田はなんやかんやで好き。

終演後はパラパラーっと拍手の後、数分経過してから無理矢理がんばった感だけのあややコール。


って感じの全15曲、90分。公演数少なめ、亜弥ちゃん休憩時間多めで今期はなんとか乗り切れるかな?

この公演で驚いたのは、前のほうの席の客を亜弥ちゃんが打ちまくっていたこと。おかげさまで前のほうの席にいたヲタはほくほく顔で会場から出てくる。後ろのほうにいたヲタはすまし顔。

楽曲ひとつひとつは悪くないし、曲中はそれなりに高まってくるんだけどとにかく構成がいただけない。ちょっとテンション上がるたびに現実に引き戻されるぶつ切り状態。食材は良質なものを集めたけど、肝心の料理をしくった感じ。惜しいね。アーティストがどれだけがんばろうがあのスタッフがついていたらなんともならんだろうなと思わされた。x3というアルバムでまわるツアーでなぜかハチマキを売るようなスタッフだしな・・・

調布でなんやかんやで20人程集まって反省会。現亜弥ヲタテーブルと元亜弥ヲタテーブルの温度差ににやにやしつつ終電で帰宅。